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反則(インテンショナル) VOL.5 – NO.396

「人の噂も75日」と言う諺がある。

久らくして時間が経てば忘れてしまうと言うことだろう。

今日になっても、まだ日大アメリカンフットボウルの問題が解決していない。

U監督や、Iコーチの処分の不服申し立てがあるのか?ないのか?

K学がN大に対して賠償を求めるなど、色々と話が出てくる。

この問題が起こった後に、ワールドカップサッカーロシア大会や、全国高校野球選手権の地方予選があった。

この時の試合報道をみていて、少し考えさせられた。

ワールドカップロシア大会では、映像の判定や、ボールにICチップの組み込みとか話題となった。

(※弊社でも、今年の新たなチャレンジは「ICタグを使った高付加パッケージの提供」となっている)

事業計画書

世界の一流サッカー選手の技術はすごい!

まるで、手なのか足なのか解らない程の自在に動く技術の中での勝負である。

そして、レフリーの死角ではものすごい行動がある。

K国の反則数が出場国中で一番多いとか、ネイ○ール選手の反則を受けた時の仕草が過剰だとか?勝負の中ではなかなか難しい。

高校野球でも然り。

怪我が出た本塁突入のプレーも問題となっていた。

日本の決勝トーナメントを賭けたポーランド戦での、負けているのにボール廻し、に批判が出るし、ベルギー戦のロスタイムに反則(インテンショナル)してもペナルティーに賭けるべき、とか、色々な意見は出る。

(しかし、あの速さに追いついたか?否か?は不明だが)

N大のM選手の反則(インテンショナル)も、もう少し上手にやれば、大学の理事長問題にまで発展しないだろうし、連盟の裁定も変わった結論が出たかもしれない。

「潰してこい」と言ったことが、故意の(下手な)ファウルを指示したとして、世間は個人ではなく、クラブではなく、大学までを叩く。

まるで、70余年前、大日本帝国の敗戦の責任を戦犯(という名を着せて)に負わせて国民は皆で戦犯を叩き、全てを終わりにした事を思い出した。

夏の暑い日を迎えての、終戦記念日を迎える月初の今日の感想。

 

「落ちた犬は叩け」

これは日本人の諺ではなく、某国の諺です。

あと10日も経てば終戦記念日だ。

敗戦後、「将来の夢がなくなった」と、軍人であった父が、生前言った言葉を思い出した。

大日本帝国陸軍少尉
伊藤 勲 (昭和18年 満州にて)

彼の人の行ったプレーは反則と言わず、繁即(ハンソク)と言う。

「チト無理かな?」

「チト解るかな?」

ハト

 

 

        記 ダボ・イトウ

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