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曲解 VOL.7 – NO.492

近頃の正月の風物詩と言えば「大間(とは限らないが)で獲れるマグロの価格の競り値」と箱根路を駆ける東京箱根間往復大学駅伝競走が人々の興味をそそる。

今年の競り、最高値は19,320万円(276kgあった)

 

青山学院が大会新記録で優勝

 

仕事始めのブログ「祈る(仕事始め) VOL.7 – NO.491(http://www.daiichi-printing.com/blog/01/7037/)」で価格の競争・品質の競争は終っていると書いた。今や「人間の競争」の時代に入っている。

この事は仕事始めの一週間前に社員の皆さんにも話をさせて頂いた。

 

仕事始めの挨拶をするダボ

「人間の競争」と書いたり言ったりしたので、某人の方から「人間の競争」と言うのは差別ではないか?との声を戴いた。

近頃は成熟期(低成長の時代)に入っていて、確かに弱者に優しくない風潮がある事は確かである。

この事もブログ「逆転思考 VOL.6 – NO.488(http://www.daiichi-printing.com/blog/12/6983/)」で購買力の低下という話を載せさせていただいた。しかし「経済」よりも「心の豊かさ」で満足出来る社会を目指したい。

 

青山学院の優勝で原監督やメンバー10名はテレビ出演が何回も有って華々しかった。青山学院の部員数は知らないが、恐らく何十人という選手が鎬を削りながら10人のメンバーを目指したと思う。補欠の選手もマネージャーも、それこそ「ワンチーム」で勝った栄誉と思う。

競争に勝ち残ったメンバー10名

鎬を削った部員達

原 名監督

 

この時「人間の競争」は努力と栄冠を生むのである。僕の言いたい事は、この競争に一丸となって前を目指して欲しいと言う事だ。けして弱者を捨てるのではなく、この競争をタフに生き残って欲しいと言うことです。

本年度(令和2年)行動指針

 

差別でもなく、青学のメンバーの中にも途中で退部した人も居るだろうし、決してそれが悪いわけではない。人生は何度となくチャンスは有る。選ばれなかったメンバーはその競争を共に練習をしたという「胸を張った」人生が残るのである。会社もこの厳しい鍛錬を行ってゆく事が今の解法であると思っている。

平成23年度 行動指針(千鍛鋭)

 

常にもう一つ皆さんに言っている言葉は「説明上手・聞き上手」と言う事だ。

「聞いてくる事が下手な人には上手に説明し、説明が下手な人には上手に聞いてあげる」と言う事をお願いしている。僕の言いたい事は伝わらなかったのは説明が下手であったと反省した。

青学と言えば伊東に住まいを移した「Mちゃん」今年もよろしく‼
酒を飲み過ぎるなよ~。

 

 

 

 

       記 ダボ・イトウ

 

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