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過ぎし人 Vol.12-797

今週の月曜日、10月13日は、スポーツの日で祝日でした。

この祝日は、本来は体育の日が前身でした。

体育の日は、昭和39年(1964年)第18回東京オリンピックが、アジアで初めて、大東亜戦争で壊滅的な敗北を受けた日本が、20年足らずで高度成長を成し遂げ、復活日本を世界に知らしめた、一大国家の祭典の開会式の日を記念した、祝日でした。

この時、先頭で旗手を務めたのが、競泳のローマ大会でのメダリスト、福井誠氏であった。(1992年10月18日亡くなる)

この日は、本当に透き通る様な青空であった。(統計の中で、雨の降る確率の一番少ない日を選んだ。)

(昭和18年10月21日に、この地で行われた学徒出陣式は、大雨の中でした。)

高度成長期の日本を表す様に、秋晴れの青空に、航空自衛隊ブルーインパルスの描いた五輪の絵が素晴らしかった。

※負け戦の連続で、兵員が足りなくなり、学徒出陣式は雨となり、何とも時代の象徴の様です。


この時、ダボは、丁度中学に入学した。(城内中学校)

13才の時の記憶で、この東京オリンピックは、60年以上経った現在でも鮮明に覚えている。

小学校時代には経験しなかったテレビを、理科の教室で見せてもらった。

※現在行われている大阪万博も、現在の子供達の心の中で、人生の大きな時代の柱となるだろう。

※その後、市川昆監督の時代映画にも、学校に連れて行って貰った。


印象に残っている人々が多勢居る。

※世界最速の人として、10秒フラットで走った「ボブヘイズ」さん。(2002年9月18日に亡くなった。)

※日本中の人をテレビに釘付けにした女子バレーチーム監督、大松博文さん。(1978年11月24日に亡くなった。)

※聖火台に点火した、当時19才だった、坂井(さかい)義則さん。(2014年9月10日に亡くなった。)

※当時の世界記録で優勝した(前回ローマ大会、裸足で優勝)、アベベ・ビキラ氏。(1973年10月25日に亡くなった。)

※美人女性スイマーとして人気のあった木原美智子さん。(2007年10月18日に亡くなった。)

※陸上競技で唯一銅メダルを獲得した、円谷幸吉選手。(1968年1月9日に壮烈なる死)

※日本お家芸、柔道無差別級で死闘を繰り広げた二人、へーシングさんと神永昭夫氏。(2010年と1993年に亡くなっている。)

当時の思い出深い人は、過去の人となってしまっているが、9月28日(「引際(https://www.daiichi-printing.com/blog/09/14618/)」)で書いた様、現在も活躍中の人も沢山居る。

東京オリンピックの金メダル1号者の、重量上げの三宅義信氏は、現在でもマスターズ大会に出場している。

体操界のレジェンド、小野喬さん(慶應義塾卒)は、今も活動中です。

同じ慶應義塾出身の、ローマ大会と東京大会出場の、高校の先輩K氏も、時々街でお会いする。


何と言っても過ぎし人は、

「第18回近代オリンピアートを祝い、ここにオリンピック東京大会の開会を宣言します。」

と述べた、昭和天皇です。(昭和64年1月7日 崩御)

追記:

※時代は、昭和から平成と変わり、現在は、令和です。

※年金は、生きている人だけが受給出来る。健康で、偶数月の年金受給日には、美味しい物を食べて、元気でやりたい。

※先週の誕生日、鷹匠町の「⚫︎⚫︎⚫︎」で、友達(女性・美人・年上)にご馳走になった。ここは、料理がしっかりしている。美味しかった!!

 

 

       記 ダボ・イトウ

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