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軸足 Vol.12-782

前前前(古・古・古)回のブログ「20年(https://www.daiichi-printing.com/blog/06/14273/)」で、ダボは、軽い脳梗塞を発症したと書いた。

その後遺症で、左足に痺れが残った。

痺れているので、左足の感覚が鈍く、足元が覚束ない。

それでなくても、生来ふらふらしている性格なので、余計に振らつく。

軸足が定まらないのである。


ゴルフの最高の季節になってきた。

寒い冬が終わり、芝も青々として伸びてきている。

R7.6.19 菊川カントリー

冬場の芝の枯れている時は、アプローチが難しく、コロガシが多くなって、球を上げないプレーが半年、続く。

冬場のゴルフ場

芝が枯れている時は、このクラブで転がす。

此の頃は、芝が伸びて来て、球を上げ易くなって来たので、コロガシから、球を上げる様なスタイルに変えている。

アプローチウェッジ

しかし、距離感が出なかったり、クラブの歯で打ってしまったりすると、又、コロガシにスタイルを変えてしまう。

プレーでの軸足が定まらないのである。


ゴルフ仲間のTさんは、お見事である。

冬場であっても、グリーン奥からの難しいライからでも、パターやピッチングで、転がす事は決してやらない。

必ず、球を上げて、スピンを掛けて、止る打ち方をする。

あの方法、この方法と、ぶれずに、軸足が定まっている。

ダボは、気の多い人間なので(人間関係ではない)、全ての事に軸足が定まらない。


通車町の、この信号で、停まる事が多い。

この信号を真っ直ぐ行って、昭和通りに出るか?右折して、本通に出るか?何の決め事もなく、直進したり、右折したり、バラバラな行動で、軸足が定まっていない。

この信号が赤で停止した時、右側のお店のシャッターを見る。(高校の先輩のお宅です。)


一寸前に(5〜6年前)、れいわ新撰組のポスターが貼ってあった。

山本太郎氏のスローガン、「金を刷れ、皆に配れ!」が目に入ってきていた。

その当時、この言葉を見ると、安直な経済政策と思った。

確かに日本銀行に通貨発行権がある。

日本銀行も中央銀行として、政権と独立していると言っても、一体の様なものだ。

日本銀行本店

バブル崩壊後、日本経済は沈滞気味である。

バブル当時、日本の株式総額でアメリカの全土が買える、なんて話も有った。

しかし、それ以来、30年余り、日本は沈滞の社会に入ってしまった。


日本の金融政策も、軸足が変わる。

白から黒への変更は、真逆の軸足の変更だ。

 

 

白川総裁

<白から黒への真逆の変更>

黒田総裁

白川日銀総裁から黒田総裁に変わって、白黒反対となって、異次元の金融政策で、超低金利、マイナス金利から、莫大な国債の買い入れを行なったが、今の植田総裁は、金利の戻しに軸足を移そうと思っているが、なかなか思う様にいかない。

植田総裁

時代と共に、立派な人達でも、軸足は変わるのである。


れいわ新撰組の「金を刷れ、皆に配れ!」のスローガンを、以前は、無闇に通貨の発行は出来ないだろうと思っていたが、兌換紙幣の場合だって、発行券量は、金の保有量と全く同等ではなく、1.5倍でも2倍でも可能だっただろう。

されば、リフレ派では必要な量は必要なだけ発行しろと言う事になる。(高橋●一氏に依ると、物価上昇の3%以内なら、もっと積極財政を行うべき、と言う。)


ダボも、近頃の環境で、「金を配れ」との方向に、軸足が変わってきている。

軸足が変わってきてるのである。

これをダブルスタンダードと呼ぶか?

ゴルフのテークバックの時の、右足体重からインパクトの時の、左足に、体重を載せ換える「体重移動」が出来ていると、評価すべきか?

友人のYさんは立派です。

右足体重から何年ゴルフをしていても、決して左足に体重移動をさせない!(明治人の気質)


ブログ「二律背反(https://www.daiichi-printing.com/blog/10/1498/)」は、もう12年前のこととなった。

※昨日の親は今日の子(イトーヨーカ堂→セブン )

※昨日の敵は今日の友(ステッセル→乃木)

セブンの軸足は全く変わった。

 

 

       記 ダボ・イトウ

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