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これは当り!! VOL.4 – NO.295

ここは名店です。菊ののれんがかかりました。

僕は色々と気の多い人間である。

つまり、何でも知りたがるし、何でも気になるし、何でも興味を持つ。

あまり関心のないものは、芸能情報とかサッカーのJリーグの勝敗くらいである。

そんな人間なので、酒をよく飲んでいた頃は、何か新しい店が出来たり、発見すると、直ぐに入ってみたくなる。

そして、だいたい失敗する。

やたら、汚いラーメン屋さんなんか見ると、

「ここは店構えは汚いが、絶対美味しいはずだ!!」

と勝手に決め込んで、やはり不味かったと、失敗する。

特に、飲み屋やスナック(古い言葉)では失敗が多い。

何回も失敗するのは、赤いのれんに『みどり』とか、ピンクの照明に写し出された『志麻』とか言う店は、自分が勝手に、『みどり』は五月みどりさんを想い出し、グラマーで笑顔、『志麻』は岩下志麻さんを想像して、妖艶なスリムな女性を想像して入ると、年の多い姉さんが一人しか居ず、客は誰も居なくて、失敗したと思った時は、もう遅い。

でも、街角には天使も居るし、流石と思わせる店にも「当る」ので、失敗しても、成功してもこの探索が楽しい。

 

開店前のS菊

もう20年も前になるだろう。

両替町の青葉小路横丁の入って2軒目のS菊と言う店にぶらり入った。

ここの料理を作る「大将」(女性は姉さん、男性は大将と呼ぶのが僕の言い回し)の腕が素晴らしい。

スピード感は、その昔ボクサーで鍛えてあった名残か?

料理の作り方は天才的である。

この様に素晴らしい店に当ると、楽しい。

以来、長〜い付き合いとなった。

 

スタンプカード

先月より家の近くの土手通りを少し入った原吉酒店の前に床屋が出来た。

昨年の年末に髪の毛を切ってあったので、一度早く行ってみようと思っていたが、年のせいか髪が伸びなく、今週の火曜日になってしまった。

この、初めて入った店が『当り』だった。

主人の腕が見事だった。

全て、ハサミ仕上げでスピーディー。

会話も楽しく、名店であった。

床屋については、昔このブログ「慮る」(http://www.daiichi-printing.com/blog/09/1992/)で書いた事があるが、やはりサービス力、技術力、価格力、全てが競争の時代で、これに勝ち残った人だけが、豊かになる。

厳しい時代だが、仕方ない。

 

 

法人65期を始めた第一印刷も、この精神で乗り切りたいと思ってます。

皆様のご愛顧の程、宜しくお願いします。

 

S菊の大将

S菊の河豚は最高。

特に「焼き河豚」は絶品です。

河豚は二月一杯で終了と聞いていたが、三月中旬までやってるそうです。

その時までに、又食べに行く機会があるかなぁ〜?

 

「諦めず! 期待せず!」

でも、世間には只者でない素晴らしい人が居る。

こう言う人とは、永い付き合いをしたいものだ。

これを常連という。

 

 

         記 ダボ・イトウ

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