もう一週間も前になってしまった。
色々と仕事上のトラブルが有り、ブログを書く時間が無かったので、遅くなってしまった。
会社の玄関左側に有る桜が満開になった。
(2月28日写真)
この桜の木は染井吉野種では無い様で『さくらんぼ』の実が成る木で、染井吉野の開花の丁度一ヶ月ピッタリ前に咲く。
26年前に先代社長が植木屋から苗木を買って来て、植えた時は『さくらんぼ』の木とは解らなかった。
今では数多くの実を付ける。
摘果をしないので、甘さと大きさは今一つであるが、充分楽しめる。
この実が成るのは4月28日と、この開花から2ヶ月後である。
そしてゴールデンウィークで会社に人が居ない間に、鳥達が、普段は飛来していないのに必ず来て、全て食べてしまい、種だけが落ちている。
万物の現象は繰り返し続いて行く。
多少の変化は、大きな時間軸の中では一瞬の事柄である。
然しながら、私達はドラスティックな改革の流れの中で、生きてゆかねばならない。
先日の28日は、Kさんの葬儀の日であった。
あれからもう一週間過ぎた。
亡くなって2週間だ。
Kさんと言う桜は散ってしまった。
「散る桜、残る桜も散る桜」
弔辞を読んだ時、瞬間的に「イワナ釣り」と言う殺生を行った言葉を、飲み込んだ。
五戒の中の不殺生戒と言う事だ。
不飲酒戒を行ってあと3ヶ月で9年になる。
記 ダボ・イトウ