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下駄 VOL.6 – NO.465

 

高校一年来の友人にO氏が居る。
高校一年生の時、一緒のクラスになってからの付き合いだ。高校一年のダボがバスケットの練習中 左足首にヒビが入り、松葉杖で歩行に難儀していた。その時 彼がダボを自転車に乗せてくれて、北安東にあるJ高のKさん宅まで よく送って行ってくれた。

その後、大学時代は一緒に海外旅行に行ったり、彼が大阪の勤務時には「アベノスキャンダル」(当時はかなり有名な〇〇〇〇喫茶)に連れて行ってもらったりした。

近頃は月3回のゴルフを一緒にプレーしている。

 

彼のスウィング

 彼の自宅は新富町に有る。

O邸

高校時代 彼の家は下駄屋問屋を営んでいた。静岡は戦後、下駄の産地であった。その後、下駄の需要が低下すると、静岡の下駄関連の業者はサンダルに多くが移ったが、彼の親父さんは(源ちゃん!)新規事業には手を出さなかった。今になってみると正解であった。

 

高校の時 彼が総桐下駄を僕にくれた。

当時も桐下駄は高級品であった。
この下駄を履いて高校に通った。
ある時 バスケット部の監督で、クラスの担任でもあったS教諭が
「伊藤!サンダルは良いが? 下駄はうるさいから止せ!!」
と今では考えられん事を言われたのを覚えている。

 

安倍川花火大会(2017)

 先週の土曜日(7月27日)安倍川花火大会でした。残念な事に2年連続の中止となって、市民はガッカリした。
近頃の花火は立体的な打ち上げであり、又 色も多彩でる。

ダボの高校生時代はもう少し種類も少なかったと記憶している。高校3年生の時、J高校のWさんと一緒にこの花火を見に行った。その時 K君から貰った下駄と浴衣を着て、河川敷に寝ながら二人で見た。
(暗がりで手を握ったか?否か?は覚えていない。)

「柳」と言う上空から寝ている場所に落ちてくる花火は、特に印象に残っている。

 

花火「柳」

帰り路、七間町のMと言う喫茶店でペプシコーラ(コカ・コーラではない!!)を二人で飲んだ事も昨日の様な想い出だ。(50年以上前のこととなってしまった)

Wさんとはその後 永く付き合ったが、何故か?距離が生じてしまった。下駄を履いたのはその時だけで、後はサンダル履きで会っていた。

 

下駄の雪

[ 下駄の雪 ]
『踏まれても、蹴られても ついてゆきますどこまでも。』
と言われる。
(夏になると溶けてしまう事は当たり前)
冬の花火を見に行ったなら溶ける事も無かっただろう。

何処までもついて来なかったのは、ダボの責任ではなく暑い夏の為だ!!

来年 安倍川花火は開催されるのか?
Sさん宅の屋上で、H寿司の握りを食べたい!!誘って下さい。
(ジンジャーエールも用意してね!)

 

 

 

            記 ダボ・イトウ

 

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