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先輩 VOL.4 – NO.326

先週の土曜日、高校時代のバスケット部の仲間が集まって、食事をした。

静高86期のバスケット部の仲間

僕達も60才を越え、定年の年を越え、皆、悠々自適だ。

今、一番忙しくしている人は唯一人。

東大工学部卒で、外資系ベンチャー企業の会長をしているY君だ。

(この事は3年前のブログ「旧友」http://www.daiichi-printing.com/blog/08/1937/

で書いた。)

現役を離れたくても、手形決済が追いかけて来る人も居る。(僕、ダボ・イトウ。)

ダボの隣の人は工学博士Y氏

Y君が執筆・発刊した本

高校時代のクラブ活動の時は、髪の毛を伸ばしたかったが坊主頭が決まりであったが、今は髪の毛を刈り込みたくなくても坊主頭になってしまう年齢になっている。

皆、大学を卒業して就職している間は、仕事に追われ何か特別の事がない限り、会う機会はなかった。

その特別の事と言うのは、大概「父母の訃報」の事ばかりで、その時は、通夜で一寸声を掛け合う程度であったが、今では飯を食べ、酒を飲み(僕は飲みません)、語り合う時間は充分有る。

毎年、この夏の頃、会う事を行なっているが、今年は特にすぐに決まった。

と言うのも、一歳年上の先輩F氏の訃報が6月に届いたので、その連絡と共に今日の集まり日程が決まった。

高校時代の練習風景と先輩F氏

綾小路きみまろ氏ではないが、「あれから50年」だ。

伸ばしても構わない髪の毛は伸ばしたくても伸びないし、伸びる筈だった知性は日々衰えに衰えていく。

メンバーの親の世代の訃報が一つ上の先輩まで来ている。

同じボールを持った同級生のN氏は、もう5年以上前に亡くなっている。

2つ上の先輩で名シューターだったT氏は15年程前に急逝している。

 

『朝(あした)に紅顔あって夕に白骨となる』

と言う言葉が身近となっている現在を感じた同級生との会食だった。

僕も皆の前では「牙を抜かれて大人しくなった虎の様な顔をして、善人のスタイルを見せていた!」が、

処がどっこい、

「老兵は死なず」…マッカーサー元帥談

「雀100まで踊り忘れず!!」…諺

「三つ子の魂100まで」…諺

「15才の悪癖105まで」…ダボ・イトウ談

未だ!性春だ!!

 

本日の会場となったレストラン(鳥坂)

美味しかった〜

 

        記 ダボ・イトウ

3 thoughts on “先輩 VOL.4 – NO.326

  1. とても心温まる内容のブログです。また、懐かしい写真を掲載して頂いて、どうも有り難うございます。

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