HOME > 東京オリンピック VOL.4 – NO.337

東京オリンピック VOL.4 – NO.337

東京オリンピック

今日は10月9日。

体育の日で祭日です。

『体育の日にちなんでスポーツを!』

と言う訳ではないが、リバー富士カントリークラブでゴルフをします。

久しぶりにキャディーのY.IさんやM.Iさんに会うのが楽しみです。

リバー富士カントリーは久しぶりで、3月19日以来なので、既に半年以上過ぎた。

 

 

中学時代のダボ・イトウ
左 ダボ(中3) 右 兄貴(高2) [昭和42年]

過ぎたと言えば、東京オリンピックの開催を記念して「体育の日」が決められた。

昭和39年10月10日である。

近頃は、日曜日と合わせて祝日を動かすので、9日、今日に変わった。

僕らの世代は、体育の日が10月10日から変わるなんて、夢にも思わない程、東京オリンピックは人生の中で大きな指針となる事柄である。

人と話をしている時、「東京オリンピックの時は●●●だった!」なんて話をすると、その人が先輩か後輩か直ぐに解る。

丁度、僕が中学に入学した年(昭和39年)に、昭和天皇の開会式の言葉で始まった、この第18回アジアで初めてのオリンピックは強烈な思い出として残っている。

ボブ・ヘイズ(10秒00)

女子バレーの金メダル

100米を10秒フラットで走ったボブ・ヘイズ。

円谷幸吉選手のマラソン銅メダル。

女子バレーの金メダル。

重量上げの三宅選手の金メダル。

ボクシング・バンダム級で金メダルを取った桜井孝雄氏。

決勝で日本のお家芸と言われた柔道で神永選手を破ったアントン・ヘーシンク氏。

思い出したら切りのない程の中学一年生の時が甦る。

三波春夫氏が歌った「五輪音頭」も脳裏をよぎる。

この時代の基準は、年代に依ってそれぞれ違う。

70歳代後半の人から80以上の人は、やはり太平洋戦争の終結の8月15日と言うし、僕等の後の50歳台の人は、大阪万博が人生の基準と言って話をする。

やはり人それぞれ、その時代のインパクトの強い事柄はあるものだ。

 

先日、この様な話を40歳台の人としていて、「貴方の時代の基準は何ですか?」と聞いたら、

「日活ロマンポルノです。」

と言われた。

丁度、ロカビリー(古い言葉)平尾昌晃氏が亡くなった時であったので、「畑中葉子」さんを想い出したらしい。

北朝鮮のロケット

時代は色々とその人に人生の基準を作らす。

東京オリンピックが昭和36年(1964年)なので、既に50年以上経った。

その時、僕等は13歳であった。

今の13歳の世代の若者が50年後に「北朝鮮のロケットが日本に落ちた年だ」と時代の基準にならない様なことを願うばかりだ。

明日は10日。

結婚記念日で、38年が過ぎた。

 

 

         記 ダボ・イトウ

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です