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垣根 VOL.5 – NO.426

垣根

今の時代は共有する流れにあると言われている。

専有するのではなく、皆で利用すればこの低成長の時代には合っていると言うことだろう。

自動車も専有するのでなく、仲間たちと使い廻すと言うことらしく、「自家用車」という言葉もそのうち無くなる様な雰囲気だ。

(本妻と言う名前もそのうちなくなる時代が来るのであろうか?)

一昔前は共有なんて考えられず、家と家、隣家との間には垣根があって「こっちに来るな!」「こちらに入るな!」と言う暗黙の了解があり、住み分けが行われていた。

でも、この垣根は時代と共に変わる。

光源氏の時代の垣根は低かったみたいで、牛車で何軒も廻っても問題なく入れた様だ。

先日、ヤマダ電機に頼まれ物の電子レンジを買いに行った。

「驚いた!」

『家電住まいる館YAMADA』とかとスタイルを替えて、食品、オモチャを始め、皿やベッド、ソファなどまで売っている。

「ニトリ」との競争と聞いていたが、それ以上だ。

(隣のコジマとの競争は終わっているのであろう。)

僕は今年一年、社員の皆さんに「価格の競争、品質の競争は終わって、今は人間の競争」とよく言っていた。

価格は安くすれば良いし、品質の悪い品は捨てれば解決するから、人間の競争は難しい。

ヤマダ電機はその分野への挑戦と思う。

これからはいかにこのスタイルの営業に人間がついてゆけるかだと思った。

あるコーナーの一角にはコーヒー、軽食スタンドも併設してある。

まるで、店内はアミューズメント施設の様な楽しい空間が作り出されている。

これでは、町の電気屋さんは苦しいだろう。

僕等が子供の頃は、呉服町のM電気とか、昭和通りのI丸照明とか有名だったが、今ではその姿はない。

家具店も同じだ。

中町のI田家具店も今年で閉店の様だ。

全てが変化して変わってゆく。

プリンターコーナー

プリンターコーナーで知り合いのA氏と会った。

A氏が説明してくれたプリンターはWiFiでつなぎ、スマートフォン、タブレットから操作したデータがすぐにプリントされる。

家庭のリビングに一台置いておけば、家族一人一人でハガキ、チラシなど各家庭で簡単に出来る。

その上、印刷の品質の見事さを説明してもらい、これでは、町の電気店や、家具店ばかりでなく莫大な投資を必要とする印刷会社も方向を考えねばと、無料のコーヒーを持ち帰りながら、無料で喜んだり、ショックで暗くなったりとした1日でした。

 

垣根なんて不要の時代は、インターネットの出現で街中だけでなく日本中を越えて、世界中に変化を作った。

しかし、5Gの問題など、覇権争いなどやはり人間の本性の勝負も残っている。

 

 

 

        記 ダボ・イトウ

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