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賽の目 Vol.12-781

ダボは、物事を斜に見る傾向にある人間である、と言う様なブログを書いた。

「疑心暗鬼(https://www.daiichi-printing.com/blog/05/14219/)」

つまり、「ななめ」からの物事の見方をする人間である。

つまり、正面から見るのではなく、斜めなので、時々、8が3に見えたり、5が6に見えたりするので、間違う事が多く、時々、人から指摘されて、見直してみると、「なるほど間違いです」と言う事になる。


近頃、ユーチューブで「座頭市」の賭場での場面をよく見ている。

勝新太郎(当時33才)

藤村志保(21才)

丁半バクチ

当時の賭場は、丁半バクチです。

丁の目は、偶数、半の目は、奇数。

2個のサイコロを壺に入れて、合計が偶数なら丁、奇数なら半、となる。

1個のサイコロの目は、1〜6です。

表が偶数なら、裏面は奇数。

つまり、全く反対の数となる。

先程の、斜に見るダボの性格は、見誤るだけで、再度見直す事が出来るが、真上の真下は見えない。


先般、テレビで放送されていた、動物保護の視点から挽馬レースは虐待で、中止を求める保護団体の話であった。

挽馬レース

又、神事としての、三重県桑名市の「上げ馬神事」も、批判を浴びて、坂の勾配が改善された。

上げ馬神事

スペイン、メキシコでの闘牛も、世界的に問われているとの話でした。

闘牛


この時の、保護団体の主張は、虐待なので、即中止を求め、開催団体との話は、平行線でした。

この話を聞いていて、ダボは賽の目を思い出した。

賽の目を横から見れば、数は解る。

しかし、真下の数字は見えない。(わかっていても、勘案しない。)

丁半バクチは、偶数か?奇数?しかない。

この動物虐待論議も同じ様になる。

開催か?中止か?

開催側は、丁半の間を探るが、中止は、丁半バクチの決着だ。

賽の目は、真下は見えないが、横は見える。

そして、勝負は勝つか?負けるか?この2つではない。

それは、胴元の寺銭が有ると言う事実。(株式売買と同じ。)

 

追記:

・イスラム国では、姦通は鞭打ちの刑である。

・競馬でも、連続ムチ打ちの回数が決まっていると、初めて知った。

・イスラエルがイランを攻撃した。(6月13日)

丁(懲)半(繁)ばかりではない。

 

 

       記 ダボ・イトウ

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