HOME > 化粧箱

化粧箱

新年明けましておめでとうございます。

本年も、このブログを読んで戴いております皆様にとって、佳い年となる様、祈っております。

 

今年の三ヶ日は風もなく、暖かい日で、とても素晴らしい正月となった。

良い一年間になる様な気がして、気持ちの良い年を迎えたと思ったが、一寸考えさせられる事柄が有った。

 

仕事始めは昨日(1月6日)であったので、正月早々、あまり綺麗でない靴を履いている事も嫌なので、靴を新調した。

ショッピングモール内の専門店で、高くもなく、安くもなく丁度良さそうな靴が有ったので、気に入って買った。

あまりにも汚かった履いていた靴を履き替えて帰る事にした。

この時、店員さんが、

「正月三ヶ日は靴は箱入りになります」

と言った。

「箱無しは出来ません」

とも言った。

一寸、何の事かと思って、考えてみた。

 

正月三ヶ日は、靴の箱代を、貰いたいと言う事かな?と思った。

 

それにしても何度も店員さんが

「箱入りとなります」

と言う。

 

別に箱入であっても構わないので、履いていた靴を箱に入れてもらう事になった。

 

それでも

「どのような意味で三ヶ日は箱入りとなるの?」

と聞いた処、大変驚いた。

 

通常皆さん、靴を買って帰る時、箱はいらない、袋に直接入れて持って帰ると言う。

しかし、正月期間は空いた箱の処分に困るので「箱入りで持って帰ってもらう」との事だ。

 

私達は箱(パッケージ)を作る事を生業としている。

しかし、市場では箱は処分に困る厄介者と言う事だ。

これでは箱の需要は延びない。

 

今年一番、良い年を迎えたと思った途端、何か行き先に不安を覚える船出となってしまった。

 

必要とされるパッケージ作りが求められている。

素敵な箱、保護性の高い箱、表示が解る箱など、

今年一年、色々ご提案させて戴きますので、よろしくお願いします。

 

 

      記 ダボ・イトウ

One thought on “化粧箱

  1. 明けましておめでとう御座います。本年も宜しくお願い致します。ブログの話で似た話を数年前の沖縄で耳にしました、戦後コンビーフ缶が爆発的に売れていた時代から、現在は金属缶入のコンビーフは敬遠されプラ容器入りのコンビーフに変化しているそうです、消費者が食べ終わった缶を処理するのに困る、これが理由だそうです。消費者の傾向に耳を傾けて、今年を乗り切りたいと考えます。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です