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耐菌性

浜松でノロウィルス感染が発生して、大問題となっている。

 

一寸以前は、冷凍食品の中に農薬が入り込んで大問題となった。

この農薬の混入は何か犯罪的な感じがしないでもないが、今度のノロウィルスの感染は色々な事を考えさせられた。

 

食品工場として管理状態は上位であると保健所の職員が話をしていた。

TVの報道しか解らないが、従業員に体調の悪い人は居ないと言う事だが、結果的に保菌者が見つかった。

菌は目に見えないし、故意に発生させた事でもないし、衛生管理は難しい。

 

私達会社も包装資材を扱っていて、食品メーカー様に納入する商品も数多く有る。

何が発生するか解らないので、想定幅を広げる努力が現在の社会では求められている。

 

近頃は非常にこの辺は厳しく向上していると思うが、一昔前の食品事故はミルク事故とか米ぬか油とか、ものすごい毒性の問題しかよく知っていないが、人間の菌に対する耐性が減少気味なのかもしれない。

私達が子供の頃に、少しカビが生えていた所を削って食べてしまった思い出があるが、今の自分の考えの中には廃棄である。

捨ててしまう選択しか頭の中に無いが、何か「もったいない」と言う言葉を思い出した。

あの大量に廃棄したパンはどうしたのであろう?

捨てる事に慣れた自分と耐性の落ちた自分に将来の豊かさが与えられるのであろうか?

 

今日は月曜日、想定幅を広げた仕事を始める。

 

 

 

      記 ダボ・イトウ

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