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越ゆる! VOL.5 – NO.357

42cmアマゴ

平成元年の8月12日。

未だ赤石ダムも木賊の堰堤が出来る前、友人のT氏と釣りに出掛け、二軒小屋の少し手前で自己の最長レコードの42cmのアマゴを釣り上げた。

この時、このアマゴは一匹外した後に掛かった魚だ!

釣りを経験した方ならご存知であると思いますが、一番最初に掛かる魚がそのポイントの主であり、一番大きい。

この時も、この魚の前に掛かったアマゴはデカかった。

掛けた瞬間、

「これは大物」

と思って、仕掛けを切られない様、魚との勝負が始まった。

この時一度、アマゴは上流に登った。

しかし、針から外れないと思ったのか?今度は下流に降りた。

僕も魚と一緒に15〜20m程、降りながら魚とやり取りをした。

その下った地点では大岩があって、それ以上、降り切れなかった。

流れに身を任せ「泳いでも。。」と思ったが、命懸けである。

仕方ないので、『勝負!』と思って、竿を立てて引きに掛かったが、その魚は0.8の通しの仕掛けをジャンプして、切って消えてしまった。

その後に掛かったのが、この42cmなので、最初の魚は45cm位は有ったと思う。

もう30年前になるが、脳裏から離れない。

釣り上げていなくても、その魚は42cm以上と思い込んでいる。

事務所に飾ってある剥製のアマゴ39cm

事務所に飾ってある剥製のアマゴは39cmです。

釣り上げたのは、やはり平成元年の10月10日。

42cmを釣った丁度2ヶ月後の事である。

39cmのサイズは尺上と言って立派であるが、前述の42cmの時程、記憶が少ない。

39cm 550g

この時の釣り上げた記憶は、前述の様にはあまり印象に残っていない。

 

今年の行動の理念とする言葉は

『飛び越える』

だ。

1月も既に20日過ぎた。

残す処、あと10日余り。

1月末は、会社の決算も間近だ。

新年を迎えた時、「従前の考え」「自分の持っている常識」「タブーと思っている社会」を飛び越えると決めた筈なのに、脇がだんだん甘くなっている自分が居る。

前述の様な魚の話を思い出したのは、つまり、最大を超えない限り(42cm)細かく記憶に残らない。

 

人生は限られた時間の中でしか生きられない。

常に毎日がこの「飛び越える」との気持ちを持って、最大を超えていかないと、一日が勿体無い。

今日もそんな気持ちの一日にしたいと思った1月20日の朝でした。

 

明日は静岡カントリー島田コースの月例競技会だ!

ベストスコアを出す気持ちで挑もう!

 

         記 ダボ・イトウ

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