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石貨 VOL.5 – NO.361

前回のブログでは猜疑心というタイトルで仮想通貨の件を少し書いた。

(http://www.daiichi-printing.com/blog/02/4685/)

現金主義で、小銭ばかりが財布に残ってしまう僕は、この仮想通貨がよく解らん。

金(ゴールド)は価値がある。

中央銀行の発行した通貨は、信用する。

(為替レートで信用は変化するが。。。)

1971年に突然、当時のニクソン大統領が、ドルと金との交換禁止を通告して、大騒ぎとなった。

いわゆる「ニクソンショック」も、近頃の若者に聞いてみると、知っている人は経済を少し勉強した人ぐらいしか知っていない。

まして、紙幣が金と、それ以前は交換してくれる兌換性なんか知らない。

(当時、35$→1オンス[約31g]の金との交換する仕組み ※ブレンド・ウッズ体制)

37代アメリカ大統領 リチャード・ニクソン

それでも、今の世代は、日本銀行券を信じているし、ドル紙幣の価値を認めている。

原始時代を描いた漫画「ギャートルズ」では、石貨を担いでいる描写がよく出てくる。

これを見ていると、原始人の決済方法は「大変だなぁ」と思ってしまう。

僕の母親は、大正元年生まれで、大東亜戦争が終わった時、35才ぐらいで、新円切り替えで、預金封鎖が行われ、銀行から引き出せず困ったという話を、生前話してくれた事がある。

石貨の後には、貝貨が生まれたし、中世ヨーロッパでは、チューリップの球根とかが価値のベースになった事もある様だ。

 

今日を生きている僕ら世代が100年も過ぎた時、その時代の若者に、ギャートルズの原始人みたいに思われるのだろうか?

仮想通貨まで足を踏み出せない僕ですが、スマートフォンにスイカをチャージしたり、ナナコカードの決済を始めようと思っている現在66才の「ダボ・イトウ」です。

 

 

 

※追記

2月4日、同じイトウでも「シングル・イトウ」さんが、島田6番ロングホール(463ヤード)でアルバトロスを達成した!

おめでとうございます!

2打目でカップイン。

 

          記 ダボ・イトウ

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