今月の始め(4月3日)、アメリカのトランプ大統領が、アメリカの関税を引き上げた。
詳しい数字は解らないが、アメリカの貿易赤字は、昨年度試算で、1兆2000億ドルになるので、トランプ大統領は、アメリカの国民の生活保護の為に、この措置を行ったと言う理由だ。
日本経済は貿易型と言われているので、先行き不安な為、それまでの株価は40,000円以上を目指していたが、大幅な株安となった(4月7日日経平均2,500円Down)。
※4月11日(日経平均33,000円程)
※4月21日(午前中34,300円程)
経済学的論理は解らんが、(これでもダボは経済学士である。)
アメリカ国民は、インフレーションに悩まされるかもしれないし、日本は又、一層のコストダウンを行わなければならないだろう。
経済は沈滞し、折角の物価安定、賃金アップの傾向が、止まってしまうかもしれない。
国内で、米の供給が滞っていて、一年前の価格の倍近くになり、政府は備蓄米の放出に踏み切った。
アメリカ側は、非関税障害を併せると、日本の米(コメ)は、「700%の関税が掛かっていて不公平だ!!」との見方である。
日本の米農家の実態収入は、時給10円とも言われている。
国内事情を考慮せねば、米の価格が1/8程度に落ちるかもしれないが、食料自給率など考えると、一概に関税撤廃とはゆかない。(農家保護で補助金、と言う手も有るが。。。)
アメリカに工場を移転すると、国内の空洞化が進む。
(労働人口が減少なので、適正な雇用につながるかもしれない)
先日のブログ「反動(https://www.daiichi-printing.com/blog/04/14070/)」ではないが、必ず、作用すれば反作用が生まれる。
しかし、反作用を少なくし、新たな行動を起こす事は、時の流れの宿命だろう。
結果はどうなるかは、「神のみぞ知る」。
経済博士でも予想は出来ても予言は出来ない。
我々は、ニクソンショックもプラザ合意も、乗り越えて来た。
自信を持とう!!
追記:
あちらを勃てれば、こちらが勃たず!
記 ダボ・イトウ