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選択

昨日、スカパーの旅番組を見ていたら、「漁師町 銚子」の再放送が流れていた。

一度も銚子には行った事が無いが、10年前にはよく通販でイワシの缶詰やサバカレーの缶詰等を取り寄せていた。

イワシがその当時、何年か不漁とかで販売が限定されていて、何となく取り寄せが無くなってしまった。

久し振りに思い出したので、明日にでも又注文してみよう。

 

銚子の紹介の中で、「伊達巻き寿司」が名物と放送されていた。

伊達巻きと言っても、魚のすり身やエビ等は全く入れない。

昔から引き継がれている玉子だけですと、職人さんの言葉であった。

 

厚みはテレビで見た限り35m/m程の厚い品で、一度食べてみたいと思った。

又、佃煮屋さんの紹介もあり、こちらも伝統的な製法で、カマドで竹篭を使い煮る製法であった。

ここの女性主人が「量は出来ませんが、昔ながらの作り方です。

最近は甘口が主流の世の中ですが、辛い味付けを変えません」

と話していたのを聞いて、先週流れた2つのニュースを思い出した。

 

1つは株の乱高下でヘッジファンドが一秒間に1000回以上の取引を出す仕組。

又、もう一つは競馬の的中に依ってハズレ馬券を損金扱いにするが否かの裁判の話。

どちらもコンピュータを使っての新システムの開発に依って、従来の儲けのスキを狙っていく手法。

 

前述の、頑なに昔の手法を守る選択。

限りなく新たな手法を開発する選択。

 

自分の立ち位置はどちらに軸足を置いているか?と考えさせられた。

 

コンピュータの凄さに驚くし、伝統的な厚い伊達巻きと佃煮を食べたい、両方の自分が居る。

 

 

   記 ダボ・イトウ

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