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南紀雑感Ⅰ VOL.3 - NO.247

2016年のゴールデンウィークは、南紀に旅行して来ました。

この件は、前々回のブログ「鯨」(http://www.daiichi-printing.com/blog/05/3217/)で書いた様に、和歌山県太地町に行く事が目的でした。

イルカの追い込み漁の話は、前回書いたので、詳しくは述べませんが、太地町は(表現が悪かったら失礼ですが)あまり産業が有るとは思えない小さな規模の町でした。

太地町 看板

南紀へ初めて行ってみて、ブログの最初に書きたかった事は、何処の公衆トイレに入っても、綺麗で、清潔と言う事が第一印象です。

太地町のトイレ

何ヶ所かのトイレに入ったが、本当に綺麗だった。

山も背にしている処なので、虫なども多いと思うが、虫の死骸一匹も落ちていない。

観光地の人達の「おもてなし」の気持ちが、如実に表れていて、心地良かった。

でも、こんな気持ちにさせてくれる和歌山県でしたが、紀勢本線は1本列車を乗り遅れると次は2時間後、と言われたのは本当に驚いた。

自民党 二階総務会長

和歌山県は、自民党総務会長、二階俊博氏の地元だ。

あちこちに二階氏のポスターが貼られていた。

我田引水と言う言葉が有るが、やはり地元のインフラ整備には地元に利益を還元出来る。

「政治力が必要なのかなぁ」と感じた。

車社会の時代になったとは言え、新幹線網や列車の数は、観光に於いて凄く力を発揮する。

今回は、JRを利用して行った旅行でしたので、車窓から見える風景も水田が多い。

駅周辺の地域を外れるとほとんどが、農地で埋められている。

日本人は古来から米をいたる処で作って、生産して来た。

引水と言う言葉も昔の人の、高低を利用して全ての水田に水を張るという、素晴らしい文化だ。

古来からと言う言葉も、太地町の人々は、鯨やイルカ漁を古来から引継いだ伝統だ。

それは、全ての水田に水が張られる日本の農業の文化と同じ様に感じた事が、今回の雑感Ⅰでした。

 

 

        記 ダボ・イトウ

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