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報連相 VOL.8 – NO.574

天の川

会社の仕事で守る事、と良く言われている言葉に「報連相」(ホウレンソウ)が有る。報告をしっかりとして、連絡は密に行い、何でも相談して仕事を進める事が大切とされている。簡単の様でも「行うは難し」という事になる。

報連相

現代人は、報告する事も、連絡・相談も、インターネット世界が発達して、会わずとも、時間の制約が無く、何時でも「報連相」は簡単にできる時代となった。

20世紀まではアナログ、21世紀はデジタルの時代と言われている。今や昔とは大違いで、「報連相」なんていう言葉は死語として扱って良いほど、機能的・革新的な時代に入っている。

七夕

今日は7月7日(グレゴリオ暦)。七夕と言う習慣が残っている。(本来は旧暦の今日。7日は上弦の月で、夜遅く月が沈むと天の川が月明りから離れてみえてくる。)

七夕の物語は色々と伝承が有るが、ダボはこんな風に覚えている。牽牛星(彦星・わし座アルタイル)と織姫星(こと座ベガ)が一年に一度、天帝から離された両星が、この日だけ会うことが許される。しかし雨が降ると二人は天の川の水かさが増えて渡れず会えない、との様な話と大雑把に理解している。

催事を通じて、人々は大昔より何百年・何千年と伝承・習慣によって物事を知り伝えてきた。アナログの時代で、記憶媒体も手に入らぬ時代からである。

インターネット社会

これ程 情報手段が発達している時代に「報連相」なんて言葉を使わなければならないのは、何かデジタル社会の基本の基本の人間力の低下と考えるのは間違いであろうか?

※ 今朝の天気予報をネットで調べてみたら

午前  40% 、 午後  30% 、 夜  20% なので
牽牛と織姫は会える

 

 

 

        記 ダボ・イトウ

 

 

 

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