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勤労感謝の日 VOL.8 – NO.591

11月23日(勤労感謝の日)

秋が終わり、初冬となり少し寒いと感じる此の頃になってきた。季節の移り変わりは早い。これが重なり年月となる。もう少しで12月だ!

現在、我が社[第一印刷(株)]は、静岡市与一に工場を構えている。

静岡市与一工場(R3.11.19)

本通での二人

与一での二人

ここには40年前に移転してきた。それまでは現在ダボの自宅がある本通で仕事をしていたが、手狭になってきたので、街中から郊外に移って仕事を行っている。
40年前は郊外という表現であったが、今では全くと言って良いほど住宅地に変わっている。当時は「養心荘」と言われていて木壁で囲われていた施設も「こころの医療センター」と名称も変わり、立派な建物に変わっている。

移転当時の様子(S56)

つまり40年の歳月は景色も人も変わってしまっている。

恒例の桜の宴も近頃は中止している!

40年前は、仕事は先代と一緒にやっていた。まだバブル崩壊以前で、経済は右肩上がりで拡大の時代であった。我が社の中心の印刷物は包装資材で、主にパッケージを主力としている。つまりギフト関連の需要が多い。当時はお中元・お歳暮と法人ギフトも大変多くの量が動いていた。最近は風習の変化・経費の削減等の流れで、このお中元・お歳暮用のパッケージは全くと言って良いほど出ない。個人ギフトの時代になっているので儀礼的に大量に贈るという考えは無くなってしまったので、個性豊かな商品や、又 数も限定的になっている。従って我が社のパッケージ注文は数量的に減っている。

当時は、夏が終わり9月に入った第1週目から残業を始めるか?第2週目から始めるか、見極めるのが難しい時代であった。第1週目から始めたときは年末商戦での需要のパッケージ提供に支障は出ないが、第2週目で始めた時は、年末は大変な忙しさで、お客様に迷惑を掛けたりすることが発生する時代であった。

当時の本通から与一に移ってからの平成10年ごろまでは、今日「勤労感謝の日」は必ず出勤日であった。「勤労に感謝して働くんだ!!」と当然の如く仕事をしていた時代であった。それが今日では平日でも休業(休日ではなく)があたり前の時代になってしまっている。

休業支援金(何とも寂しい時代になってしまっている)

法人ギフトが減って(こちらも失礼なことをしているが…)年末の仕事終わりに行うお歳暮を社員の皆さんで分ける抽選会もケースごと配ることができなくなり「解体抽選会」になってしまっている。

2018年

2019年

2020年

 

※ あと1ヶ月で年末抽選会です。只今、贈り物募集中です。宜しくお願いします。

 

 

        記 ダボ・イトウ

 

 

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