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急ぐ‼︎ Vol.10-689

11月に入った。

月日の流れが早い。

後、2ヶ月で今年も終わってしまう。

時の流れは「あっ!」と思うばかりである。

一昨日ダボは、七間町を急いで歩いていた。

午後1時に、先輩S氏の店に行くと約束したからである。

急いで歩くなら走れば良いと思う。

ダボは、18年前(2005年 平成17年)までは、マラソン大会に出ていたし、走るのは好きな人間で、又、性格は急勝(せっかち)なので、歩くより走るタイプの人間であった。

しかし、このブログをお読みになっている方は解ると思うが、

「捨てる(https://www.daiichi-printing.com/blog/06/7776/)」

「引退(https://www.daiichi-printing.com/blog/06/4119/)」

「焼酎ロックで三杯(https://www.daiichi-printing.com/blog/06/2539/)」

18年前に軽い脳梗塞を発症したので、左足に痺れが出たので、バランスが悪くて走れない。

それなので、七間町を急いで歩いていたのである。

先輩S氏は温厚な方(兄貴と高校の同級であるが、兄貴とは違う!)なので、少し遅れても何も言わない人なのに、ダボは急いでいたのである。

これには理由が有って、僕はわざと一昨日の約束を午後1時と決めたのである。

それは17年前(平成18年)同じ時間に、急いで歩いていたのである。

この時は、早く走れなくてイライラしていた。

何故か?と言うと、日赤病院に入院していた母の容態が悪くなり、危篤と言う電話が入ったからである。

それなので、慌てて病院に向かっていたのである。

病室には1時15分程前に着いた。

4日程前から意識が混濁していたので、覚悟はしていたが、やはり危篤と聞くと最期を見守ってあげたい。

間に合った!

 

そんな事が有ったので、同じ状態を作り出して約束をしたのである。

17年の時の流れは1年と同じ様にあっと言う間に流れた。

母は、95才で亡くなったが、元気で健啖家な人であったので100才は迎えられると思っていたが、その時の3月10日に自宅で転んだのが、命取りになってしまった。

生きていれば111才で関東大震災の語り部になっていただろう。

「下町が真っ赤に燃えたよ」と言っていた。

食事は魚より肉の方が好きで、旅行に行っても「お寺めぐり」は「そのうち行くから、デパートでも行きましょう!」と言う感覚の人であった。

「あっ!」と言う間の今年であったが、17年であったりすると思い出してみれば色々な事が有る。

一年を振り返ってみれば、正月にはコロナで寝ていたし、5月の連休には高知に行き、夏休みは秋田に行って来た。

17年を振り返れば、町内会長を7年勤めたし、某団体の15代目会長職も済ませたし、還暦を過ぎ、古希を迎えた。

時の流れは早いが、これからの残りの毎日を大切に過ごしたいと思う。

 

今からお墓参りに行って来ます。

 

 

 

       記 ダボ・イトウ

 

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