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ツール(道具) Vol.10-693

今日から12月!

今年もあと1ヶ月。

師走の言葉通り、色々と片付ける事が多くて、のんびりしていられない。

夏の暑い日が続いていたと思っているうちに、秋を通り越して、冬の到来だ。

20日程経つと、もう冬至で、日中の時間が一番短い。

今日辺りでも朝早く来るので、真っ暗です。(出勤は5:00前)

入口のシャッター前には、センサー付の照明が付いているので、立てば明るくなるが、工場の中に入る時は、懐中電灯が必要だ。

シャッター前の照明(センサー付)

工場に入る時の懐中電灯

矢張り「道具」は便利である。

懐中電灯はスイッチを押さないと点かないが、センサーは人を感知する事で、電気を点けてくれる。


10月よりインボイス制度が始まった。

これを機に、色々と電子化の波が押し寄せている。

ツール(道具)としてコンピューター世界は、アナログ時代の商習慣を一変させて、請求書も「楽々・・・」とか、色々なシステムでお金を支払う方が、仕入先様のコンピューターにアクセスするのは何だか?変に感じるのは古い人間だろうか?

アナログの郵送という手段も、履歴を確認すると言う年間に於いても、電子化では軽減出来る。

「鋏(道具)」は使い様である。

上手に使えば、これ程便利な物はない。


30年前は請求書を得意先様に送らせて貰い、支払日に得意先様に集金に伺うと言う事は、当たり前の事だった。

(先代社長は、外交的な折衝は嫌いな人だったので、学生時代から僕が集金によく行っていた。)

領収書も不要の時代だ。(ペーパーレス時代で印刷会社は苦しい)

現在は、振り込みが簡単に出来る時代になった。

支払いもコンビニでも出来るし、事務所に居て、インターネットバンクで振込、振替、照会と、何でも出来る。

「道具(ツール)」は時代と共に発展して便利な社会になっている。

相手様(得意先様、仕入先様)の処に出掛けなくても決済が出来る。


前述で、集金に行った(又、集金に来てくれた)不便な様で、この無駄に見える行動様式は、考え様によっては、非常に便利な「道具(ツール)」である。

集金日にお得意先様の処に行くと、大概、責任者(社長様?)が居て、世間話が出来る。

これが、現在DMやメールでの方法より、親密感が湧くし、その他の話も展開出来る

効率的だけでは答えは出ないであろう。

これも時代を越えた必要のツールです。(決して古いツールではない)


我が社の基本的な考え方は、

『会社は鋏である。各自はこの鋏を使って、個人の幸せな生活を切り拓く』

と言うスローガンを立てている。

各個人が会社と言う鋏を、上手に使って欲しい。

鋏の支点に油を差して、動きを良くする事がダボの仕事である。

人体に使用しては駄目です。

 

 

 

      記 ダボ・イトウ

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