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坂の下の霧 VOL.5 – NO.420

文藝春秋社から「東京たべもの探検」と言う文庫本が発行されたのは1984年(昭和59年)で、既に34年経っている。

その後、このシリーズは「B級グルメ」と言う商標を取ってシリーズ化された。

「B級グルメ」と言う言葉は商標なので、近頃は「B級グランプリ」とか名前を変えてイベントが行われている。

僕はこの当時(30代前半)このシリーズの本をよく見ていた。(ビジュアル版)

B級グルメシリーズ

このシリーズ本の中で「ラーメン」「そば」「寿司」と言う日本人の好きな食べもの紹介があった。

「B級グルメ」の語源は、値段はB級、味はA級から来てるので、安価で美味しいものの紹介である。

「ラーメン」シリーズの中に東京に出掛けると必ず寄った千駄ヶ谷の「ホープ軒」が載っている。

ホープ軒

当時、メンマラーメン生玉子入りが650円で紹介されている。

近頃は行った事がないが、おそらく1,000円しているだろう。

高校時代のダボ(右側はY田!)

高校時代、ラーメンの平均価格は70〜80円だった。(昭和40年代後半)

昭和の終わりのラーメンの平均価格は450円程だった。

近頃のラーメンは700〜800円もするから平成に入って倍になった。

高校時代から比べると10倍だ。

ラーメンが70〜80円の時代が幸せか?

でも当時はクーラーも携帯電話もなければ、家の中で温水が出るなんてほとんどの家庭ではなかった。

物価は毎年上昇したが、所得も毎年増えた時代だった。

先代の社長(父親)が

「億の商売をしてみたい」

と言っていたのも、この頃の話だ。

値上げ通達

何でも値上がる

 

昨年の暮れから資材の値上げは要請が続いている。

軟弱な市況だったが、この秋口に入ってメーカーの強力な価格交渉となっている。

「値上げが受け入らねば供給できません」

と交渉の余地がない。

それでなくても印刷業界は厳しい環境の中で、価格競争の勝負をしているので苦しい。

ラーメンが10倍になっても、生活が豊かになってゆく時代は値上げを吸収しながら、何とかやっていける。

「坂の上の雲」の時代だ。

夢が、坂の上にはある。

この先、坂は昇り坂なのか?下り坂なのか?解らない。

坂が下りなら「坂の下の霧」と言う話になってしまうが、

僕の信条

「楽観は意志、悲観は感情」

で、夢を持って上昇の時代が来ると思い、この値上げに対処してく考えです。

 

 

 

        記 ダボ・イトウ

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