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時(とき) 雑感Ⅲ

坤櫓全景

二之丸橋を渡って、公園内に入ると、左手に有った児童会館はもうない。

テニスコートも無くなり、親戚のK商店のKさんが毎朝コートに来た事を思い出す。

 

ここには坤櫓(ひつじさるやぐら)が再建された。

一寸中を伺ってみたが、なかなか面白かった。

 

ここを出て「やすらぎの塔」に来ると、もう像は取り除かれていた。

ここは、家族の緊急時の待ち合わせ場所と、その昔決めてあったが、既に台座だけになっていた。

「備えあれば憂無し」

もう一度、家族で確認しよう。

しかし、このブログのタイトルではないが、皆が携帯電話を持ち、待ち合わせ場所を決める何て言うのは、時代錯誤かも知れない。

正しく時は物事の変化の尺度である。

 

次に行ったのは、紅葉山公園。

ここも思い出がある。

母が亡くなる前年の平成17年。

S紙業の女性のM社長が、ペーパークラフト展(風車)を敷地一杯に飾ったイベントを二人で見に行った記憶が甦った。

あれから10年。

僕も未だ50歳台前半であった。

 

その後は、三十四連隊の石碑。

その横にある橘中佐の「遼陽城頭夜は闌けて・・・」

なんて今の人は知らないであろう。

紅葉山庭園

軍神橘中佐と郷土の勇士を讃えられても、時の流れ(物の変化)と共に忘れられていく。

この日曜日はなかなか、散歩していて面白い発見のあった休日となった。

 

昔の事を言い出すとは、僕も「ジーサン」になった証拠だ。

 

        記 ダボ・イトウ

One thought on “時(とき) 雑感Ⅲ

  1. 児童会館もないのですか? 寂しいですね 時の流れに身を任せ 旨く自分を変化に対応できるように、変えていく 時の流れが、早すぎるので❗ しかしいつの時代も、自身を見詰め、自身を変えていく努力 ここしか近道はなさそうだ

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