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前へ!VOL.3-NO.239

一昨日の日刊スポーツに静岡マラソンの順位表が付録として付いていた。

 

僕はもう走る事は止めてしまったが、20年程前の釣りの終った後のウィンターシーズンの趣味はマラソン参加であった。

5kmを20分切って走る人は「ランナー」、切れない人は「ジョガー」とか言われる。

僕は5kmは何とか20分を切る事が出来たが、10kmを40分は切れなかった。

フルマラソンで4時間を切った事は一度袋井クラウンメロンマラソンで達成した。

この当時、陸連登録者や、かなり走りに自信のある方は皆、ランニング姿であった。(ランナー)

それより遅いジョガーはほとんどTシャツで肩は出ていない。

僕は常にランニング姿のランナーと競って前に位置する。

何故かと言うと少しでも早く出ないと、遅い位置にいるとスタートラインを越えるのに2〜5分も掛かる。

大きな大会では7〜10分近くも掛かってしまう。

何とかランナーと呼ばれたいので、この数分はすごく大切だ。

だから僕は「前へ」出る。

マラソン大会に出た最後の2〜3回は(約18年前)タイム計測の出来るチップが登場し始めた。

スタートラインを越えた時からゴールまでしっかりと計測出来る時代が始まりつつあった。

正しくデジタル時代の到来であった。

それにしても谷川真理さんは綺麗だった。

 

昨日、C社の営業の方がデジタル印刷機の紹介に来てくれて、細かく説明して行ってくれた。

若い、名古屋から来てくれたKさんと言う人が丁寧に話をしてくれた。

アナログのオフセット印刷技術は、既にデジタル印刷の時代で、僕達の培って来た仕事はマラソンのスタート地点の後の方に位置している様である。

印刷物は、いかに綺麗に、目で見た様な再現が出来る事が求められ、ハイライト部の網点を細かく出すか、シャドー部のつぶれを無くすか、と言う事に血心を注いで来たが、現在はボタン操作一つで何でも処理出来る。

このKさんは、まだ若く、何故そんなに印刷に詳しいのか聞いた処、僕が思った事は、彼は僕達の様に経験を積み重ねたのではなく、現状の印刷をいかにデジタルで処理出来るかと言う掘り下げの概念だと思った。

先程の、スタートの位置ではないが、アナログの印刷会社は全く、Tシャツを着た集団になってしまった。

せめてTシャツを着ていても、ランニング姿のランナーの中に割って入るぞ!

その彼が帰り際、厚い冊子(オフセット印刷でしか今の処、作れない)を出して、小物販売の話もしてくれたのは嬉しかった。

 

いつもマラソンのゴールには母が待っていてくれた。

 

      記 ダボ・イトウ

One thought on “前へ!VOL.3-NO.239

  1. 懐かしき マラソンの走り いつかまた 社長と走った 想いで永久に 私の走りは、いかに、時間内完走が最大級の目標でありました スタートラインは最後尾 確かにスタートラインを、通過するまでには時間はかかる しかしそれは、最初のみ スタートラインを通過した私は、身体を温め、コンディション(自分と対話しながら) 段々ペースを、上げていく マラソン大会には、必ず交通規制などを考慮して、途中途中、関門がある そこを腕時計と自分のコンディションを考慮しながらただひたすら走る ハーフなら折り返し点、を過ぎた頃からキロ私のペースは5分40秒くらいかな 早いとは言えない ただ、自身がいかに、時間内にゴールできるか? それだけであった 伊藤社長とご一緒していただいた 近藤さん、太田君と走った井川マラソン紅葉マラソンは、20キロメートル かかった時間は、制限時間内でした タイムですか? はい! ちょうど二時間でした

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