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20年 Vol.12-779

日本の男性の平均寿命は、82才と言われている。

つまり、20年を一区切りとすると、4回です。

その昔は、暦が2廻りすると(還暦)、64年で、長寿の祝いであったが、64年では、20年単位では3回なので、現在の4廻りの寿命より、1回少ない。


20年の一区切りと書いたが、第一回目は、0才〜20才(成人)までです。

幼少期の想い出は少なく、やはり小学校高学年〜成人までとなるだろう。

ダボ2才、兄貴4才

ダボ20才


2区切り目は20才〜40才で、丁度仕事と子供の成長の時で、強引な生活態度の時代です。

ダボ35才

父と一緒に仕事


3番目は、40才〜60才で、老人になる前の壮年時代。

日本の景気も良く、意外と人生がスムーズに動いていた。

イワナ釣りとマラソン大会、ゴルフが趣味で、遊び中心の反省ない時代。

イワナ釣り

アマゴレコード 42cm

マラソン

ゴルフ


4ステージは、60才〜80才で、平均寿命までの整理の時代になるだろう。

ダボ現在73才


20年一区切りと書いたのには、訳があります。

丁度、20年前の今日、ダボは脳梗塞を発症した。

深夜の午前3時に、左半身(頭のてっぺんから足先まで)痺れが出た。

それまで健康だと勝手に思っていたので、放蕩な生活でした。

毎晩の如く大酒を、外で飲み、野菜を食べず、好き放題。

ツケが廻った。

左半身に痺れが残ったので、丁度良い機会と思って、アルコールを止めた。

その時から、今日で20年経った。

(2005.6.13 〜 2025.6.13)

百年の孤独。野うさぎの走り。


日赤の神経内科・主治医のS先生が、20年間診てくれている。

そのS先生から、「大酒を飲んで、煙草を吸いたいだけ吸っても、再発しない人はしない。酒を止めて節制しても、なる人はなる!神のみぞ知る」

「でも、節制した人の方が、リスクは低減する」と、言われている。


この20年を人生の4分の1の時間と考えると、非常に心に残っている年月になっている。

病気に「幸せ」なんて言う事は無いだろうが、ダボにとっては、一つの幸であった。

何故かと言うと、この時をもって、断酒したのである。

それまでは毎晩晩酌をしてから外で又一杯、帰宅して寝酒をもう一杯と言う生活が毎晩でした。

 

泡盛「瑞穂」

発症〜現在(20年)

これが酒を止めた途端、家の中に居る事が毎日であり、動かないので、「まるでお地蔵さんだ!」と言うことで、ダボの名前は家では「ジゾー」と呼ばれている。

又、友達が入れ替わった。

病気以前は「お汁粉、あんみつ、おはぎ」を好きな友は一人も居なく、最近は「今日は刺身だ!ホルモンだ!寿司だ!」なんて言っていた友とは距離が付き、「あんみつ殿」ばかり、よく付き合う。


その昔、グリコアーモンドキャラメルには、キャッチコピー「一粒300米」の他に、「一粒で二度美味しい」と言う事も書かれていた。

二度美味しい。

正しくダボも、人生、この味と同じで、二度楽しい

飲んでいる時の友人、時間の使い方、外での空気が、全く入れ替わって、真逆となったので、二度楽しい

こんな話は毎年書いている。

「焼酎ロックで三杯(https://www.daiichi-printing.com/blog/06/2539/)」

「引退(https://www.daiichi-printing.com/blog/06/4119/)」

「大生姜(https://www.daiichi-printing.com/blog/06/6131/)」

「壁(https://www.daiichi-printing.com/blog/06/9678/)」

※つまり、寄せ場から娑婆での生活の様だ?(反対?)

 つまり「グリコ人生」です。

 

 

 

       記 ダボ・イトウ

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