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大生姜 VOL.6 – NO.459

会社の近くに「玉川屋」と言う「おむすび・和菓子・餅」を売っているお店がある。いろは町の静鉄ストアの裏側の通りを一本入った処にある。

表通りに面していないが「知る人ぞ知る」名店である。
土・日や地域のイベントが行われる日は大勢の客で賑う。

彼岸の時は店内に入り切れない程の客で『行列』(http://www.daiichi-printing.com/blog/05/5933/)が出来る。大福もミツ団子も須天(スアマ)も安くて大きくて旨いが、何と言ってもお客さんの第一の目当ては「とり飯」のおむすびだ!!

逸品「とりめし」

 


絶品である。知り合いの人に時々 持って行くが誰一人として嫌いと言う人は居ない。
皆大変喜んで「又持って来て!!」とリクエストが絶えないので、ダボは「玉川屋」さんの上得意である。リクエストは池ヶ谷のSちゃん・宮加三のOさん・駅南のKさん・七間町のSさん・江尻のSさん・本通りのYさん、と数多く居て、毎日の様に買う。それ程 美味いのである。全国的に有名で月に3日程しか店を開けないGさんも喜んでくれたのは嬉しかった。この「とり飯」むすびには、ほんの少しの「ニンジン」が入っているだけで、鶏肉は「カケラ」もない。
しかし、しっかりと鶏出汁の滲み込んだ味はダボの知る限り、静岡一番である。従って売れる数は莫大である。

ブログを読んで食べてみたい方はリクエストしてみて下さい。機会をみてお届けします。

僕はその昔、この味を再現しようと炊き込んだ事が有る。鶏皮を大量に買って来て出汁をとり、味醂,薄口醤油等、工夫して作った事がある。

 その昔、14年前以前は季節によって炊き込みご飯を作って母親に食べさせていた。

健啖家であった母親(千代子)

秋には「むかご飯」、春先には「蕗ごはん」「筍ごはん」などを炊いてシールやしおりを添えて知り合いの方に届けていた。

この時期、梅雨入りの少し前は「生姜ごはん」が良い。暑くなる季節で少し食欲が落ちてくるが生姜の味がさっぱりとして大好きな味だった。

 

大生姜をスライスして

鰹の厚削り(塩谷商店)

大生姜を薄く切り、塩谷商店の「厚削り」と日高昆布でグルタミンとイノシン酸たっぷりの出汁を取り、少し味付けをしてこの大生姜を入れて炊き込む。
夜セットすると朝、母親に食べさせる事が出来る。
「大好きな味だった」と先程書いたのは14年前 平成17年(2005年)の今日(6/13)を最後として「生姜ごはん」は炊かなくなった。
何故ならこの日の朝、僕は軽い脳梗塞を発症してシビれた足で炊飯器のこの生姜ごはん食べたので!これ以来「生姜ごはん」を炊くのを止めた。(気が悪い!!)

この朝 会社のOさんが家に寄ってもらったので、このごはんを供したのも覚えている。あれから14年過ぎた。翌年 母が亡くなり(2006.11.2 没)53才だった僕は今、67才になり月日の流れの早さを感じている。

 

竹内まりや(信じられない速さで時は過ぎ去ると・・・・)

この先 何度 「彼の人」を見る事が出来るだろう。

 

 

            記 ダボ・イトウ

2 thoughts on “大生姜 VOL.6 – NO.459

  1. おはようございます 竹内まりやのこの歌 初めて聞きました 社長 ありがとうございます 今日もまた、頑張って参ります 今日は静岡に行きます 是非とも今度、アポイント取らせてください 上野

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