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屋上岩山

中国で、違法建築のニュースが流れていた。

マンションの屋上に寺院を作ったり、岩山を乗せたりと、一寸驚いたニュースであった。

一朝一夕に出来るはずがない。

長い時間を掛けての努力(?)の結晶で、世界中に配信されるニュースとなった。

さぞ長い月日と費用と労力が掛かったと思う。

 

週末の土曜日の夜、『かみ缶』(※弊社では循環型社会の容器と言う名で、板紙一枚を丸く巻き円筒型容器を作っています。

詳しくは、こちらから☟

http://www.daiichi-printing.com/kamikan/

の機械のコンプレッサーのオイル切れで、機械が停止した。

オイルを足せば直ぐに直るけど、そのオイルが使い切っていて無い。

手順では、最後に使い切った人が責任者に報告する約束になっている。

これも何回もオイル切れが起こるので、決めた約束である。

それまでは単に、「少なくなったから早目に購入」程度の決約束め事だった。

しかし、これではオイル切れが発生するので

「最後に使い切った人が責任者に報告」

と決めた。

それでも報告する時、「責任者が居なかったので報告出来なかった」と言う事になる。

それでは「紙に書いて連絡する」との約束にした。

今回は、この連絡メモは有ったが、何処に置いておくか決めていなかったので、責任者まで伝わらなかった事が原因であった。

次は、この連絡メモを置く場所を決める事になる。

 

一寸待てよ!

何か変だ?

次から次へと改善を重ねる事は良い事だ。

この事は前回の「制度」というタイトルでブログ(http://www.daiichi-printing.com/blog/08/1432/)を書いたが、改善の基本に戻りたい。

 

最初に決めた簡単な約束事が守れないのに、その上に又、重複して決め事を作る。

そして、又それが出来ないと、又、決め事を作る。

屋上屋を作っている。

 

最初の屋上岩山ではないが、住民は問題になり、外からの指摘でおかしいと解る。

 

たまには制度を外部に見てもらう必要が有る。

そして

「社長が一番おかしい!」

となる。

 

     記 ダボ・イトウ

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