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ブドウ(葡萄) VOL.3 – NO.268

その昔、故夏目雅子さんが伊集院静氏と結婚した時、芸能レポーターの「結婚を決めた理由は?」という質問に、即座に「バラと言う漢字を書けた事です。」と答えていた事を思い出した。

(薔薇)と書く。

ブドウも中々書けない。

(葡萄)と書く。

 

先週、果物を色んな人から戴いた。

バナナを呉れたのは友人のA氏。

A氏がプレゼントしてくれた。

A氏のfacebookに未だ青いバナナの写真が投稿されていたので、「熟れたら呉れよ!」とコメントしておいたら、黄色くなったからと言って持って来てくれた。

 

Mさんから戴いた梨

Mさんからは梨を貰った。

品種は近頃珍しい「二十世紀」でした。

久し振りにこの品種を食べて、「?」と思った。

子供の頃のイメージとは少し違う感覚でした。

梨の品種の話は、このブログで丁度3年前「品種改良」と言うタイトルで書いた事がある。

http://www.daiichi-printing.com/blog/08/1399/

この時の話は、品種改良も遺伝子レベルの操作をする『現代はスピードの時代だ』と言う事を書きたかった内容と記憶している。

 

先輩S社のS社長より戴いた。

仕事でも、生き方でも色々とお教え戴いているS社のS社長より、岡山のブドウを戴いた。

最高級品「シャインマスカット」と、新種の桃太郎ぶどうだ!

梨の品種の話は、子供の頃からの品種は 長十郎 → 二十世紀 → 幸水 → 豊水 と言う様な変換が有ることを思い出したと言う事だ。

今回、ブドウ(漢字では書きません)の新種のパンフレットを読んでいたら、「次世代を担う新感覚」と言う文字が記してあった。

その中に「20年余の歳月をかけ…」と、生み出した話が書いてあった。

新種としての味もそうだけど、食べ方の変化も「皮ごと食べる」「茎を外して粒のまま冷蔵庫に保存する」と変革されている。

子供の頃、デラウェアのブドウなんて滅多に食べなかったし、その後、種無しが出来て「ペッペッ」と種を出さずして食べた感激は、今でも忘れられない。

今では価格も高いが、大粒で一個で口一杯に種無しピオーネが食べられたり、戴いたシャインマスカットの様に皮ごと食べる事は思いもよらない変化だ。

子供の頃、感激した「デラウェア」は、今では低価格で、シャインマスカットは一房2,000円近くする。

 

今日又、何時も大変お世話になっているTさんより、山梨からのブドウが届いた。

今度はまた、新種のピッテロビアンコとか、クインニーナとか、本当に素晴らしい品を戴いた。

冷して今晩食べるのが楽しみだ。

 

 

弊社で作っているパッケージも、変革を進めてゆかないと、昔感激してくれたお客様にも、何の感激も無く、新たな品種(会社)に負けて、スーパーの特売商品と同じ様になり下がるだろうと思って、マスカットを口に入れた。

 

 

       記 ダボ・イトウ

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